コラム初登場です。RenSミュージックスクール、ギター講師の梶原です。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は細かいことは抜きに一本目のギターを選ぶ際の参考になればと思います。
ギターの種類
まずざっくり大きく分けてギターは二種類あります。
◯エレキギター
電気の力で音を大きく出す仕組みのギターですね。
本体以外にもケーブルやアンプ(スピーカー)などが必要になります。
◯アコースティックギター
対して本体の共鳴のみで音を出しているギターです。
そのままでも結構大きな音が出ます。
双方ともになんだかんだテレビなどで見たことがあると思います。
選び方その1.やりたいことで選ぶ
最初に自分がどんな音楽をやりたいのかで選んでみましょう。
◯時代はバンド!ロックしたい!!
→エレキでしょ!
バンドがやりたい方のほとんどはエレキでしょう、迷うことなし!!
好きなバンドのギタリストと似てるものを選ぶもよし!
◯弾き語りがしたい!目指せmiwa!!
→アコースティックギターがいい!
あの独特の生音はエレキでは絶対に出せません。
サイズが本当にいろいろあるので必ず実際に持ってみること!!
選び方その2.見た目で選ぶ
まだやりたいこととかないし、どうしよう?
もういっそのこと見た目で気に入ったギターで始めちゃおう!
スゴイ雑に聞こえますがやはり見た目は重要です。
気に入ったものを使っているとモチベーションも上がりますしね。
ただしばらく使うことになるので後悔なきように…
選び方その3.自宅の環境で選ぶ
それでもどちらかに決められないそんな方は、
自宅での練習ができるかどうかで決めてみるのもいいかなと思います。
◯マンション、アパート住まい
やはり騒音の苦情が来るかもしれませんね、忙しくて夜しかできないという方も。
→エレキギターにしてみましょう。
最近はエレキに接続してヘッドフォンにそのまま出力してくれる機器があります。
実際の音は最小限になりますね。
→サイレントギターという手もあります。
これならアコギも可能!
◯少しくらいなら大きい音出しても大丈夫な方
それでも騒音苦情はあると思いますのでもちろん配慮は必要ですよ。
→アコースティックにしてみては?
もしやりたいことも決まっていなくてという方はアコースティックをおすすめ。
アコギは比較的演奏に力がいるのでエレキに移ったときに楽に対応できます。
(こういう家ならどんな音量でも大丈夫そう)
選び方その4. 番外編
◯左利きの方
左利きの方は左利き用のギターを使用するか、そのまま右利き用を使用するかになります。
まだ始めていない方にとってはどちらでも問題ありません。
左利き用のギターは数が少なくギター選びの時は苦労します。
ですがやはり目立つことも出来ますね…どちらがいいかはアナタ次第。
◯クラシックギターがしたい方
ギター自体の仕様がポピュラーギターと結構違います。
ちゃんとクラシックギターを扱っているお店に行きましょう。
独立でクラシックのみ扱っているお店も多いです。
まとめ
さていかがでしょうか。
楽器を購入する際は是非、楽器屋さんに足を運んで実際に見たり触れたりしてください。
想像していたより重いとか意外と持ちにくいとか色々あります。
”なんとなくしっくりくる”くらいでいいので実際の印象を大事にしましょう。
大体の事情を相談するといい感じの物を出してくれますので恥ずかしがらずに店員さんに相談です。
みなさまいい楽器に巡り会えますように。