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スティッキングの基本!4ストロークを習得しよう!

2017年4月28日 ドラム・パーカッション

ドラムを演奏する上で、欠かせないもの。
数え切れないほどたくさんありますが、やっぱりまずはスティッキングですよね!
今回は、スティックコントロールを行う上で欠かせない「アクセント」の練習法について紹介します。ルーディメンツをやっていくためにも、ここは避けては通れない道です!

アクセントとは

さて、まずは「アクセント」とは何か?ということについて。

「毎日同じような日々を過ごしてて退屈だなぁ〜。たまには生活にアクセントが欲しいよ。」というアナタ。残念ながらその「アクセント」ではありません!!
(いや、広義では同じかもしれませんが)

演奏を行う上でのアクセントとは、音の強弱のことを指します。
例えば2つの音があって、その一方が強く、もう片方が弱く演奏されていれば、その強い音を「アクセントノート」、弱い音を「ノーアクセントノート」と呼びます。
この強弱のコントロール、要はダイナミクスコントロールがドラムを演奏する上では非常に大切になってきます。

また、演奏において直接的にアクセントフレーズを使わなかったとしても、アクセント練習をすることで、演奏フォームの修正、ストロークの強化、ゴーストノートの扱い方など、様々な場面でその練習がドラミングに活きてきます。
それでは早速始めてみましょう!!

4ストロークについて

さて、アクセント練習を行う上でまず知っておかなければならないのが、4種類のストローク。
「いや、待て。強い音と弱い音、2種類の音を使い分けるのに、なんで4種類もストロークがあるのだ?!」と思ったそこのアナタ。感性鋭いですね。そう、出す音は2種類ですが、連続してストロークを行なっていくためには4種類のストロークが必要になってくるのです。

さて、それではこの4ストロークについて紹介します。

1. フルストローク(F)

まず、ストロークの種類分けは、「これから出す音」「次に出す音」の二つに関わってきます。
連続して大きい音を出したい時、つまりは「これから出す音」が大きい音、「次に出す音」も大きい音、「大」→「大」の時に使うのがこのフルストロークです。

大きい音を出すためにはどうしたらいいか?

その答えは簡単。
「大きい音を出そう!!」と思ってスティックを振ってみてください。

その時、自然にスティックを大きく振り上げているはずです。
この「振り上げの高さ」が重要です。それをコントロールすることが、まさに4ストロークのコントロールになります。

それでは、大きい音を連続で出そうとした時のスティックの動きはどうなっているか?

大きく振り上げ、打面にHIT!
そして、そのまま元の位置に戻って、もう一度大きくHIT!!

その繰り返しになるはずです。

そのうちの一打を取り出してみると、このような動きになっているかと思います。

落書きのような画像は愛嬌ということで(笑)。

高い位置からスティックを振り下ろし、また次に大きい音を出すために高い位置に戻る、これが「フルストローク」です。

2. ダウンストローク(D)

お次はダウンストローク。これは、「大」→「小」の時に行うストロークです。

このようなストロークになります。

まずは大きい音を出すために高い位置から打面にHIT!
そして打面から低い位置で止める。
低い位置、というのは打面からおよそ3cmくらいでしょうか。せめて5cm以内にはコントロールしたいところです。

このように低い位置で止めることで、次のストロークが低い位置から始まるので、次の音を小さくすることができます。

逆に、しっかり低い位置で止められていないと、次の音が必要以上に大きくなってしまいます。

しっかりと低い位置で止められるようにコントロールしましょう!

3. アップストローク(U)

ダウンの次はアップ。
アップストロークは、「小」→「大」の時に使うストロークです。
これが、一番わかりにくいかもしれません。

動きとしてはこのようになります。

まずは低い位置から、打面を小さい音でhit。
そしてそのまま高い位置までスティックを振り上げましょう。

感覚としては、振り上げるついでに打面にスティックが軽く当たってしまった感じといいましょうか。
「パスッ」と小さい音を出して、上に振り上げましょう。

ポイントは、低い位置からのストロークなので、打つ前に上に振り上げる動作をしないこと。
折角、前に低い位置で止めたのが台無しになってしまいますからね。

このアップストロークだけの練習、なかなかシュールです(笑)。
(※注/アップストロークだけを連続して行うことはできません。)

4. タップストローク(T)

最後にタップストローク。

これはわかりやすいかと思います。

低い位置から打面に小さく当てて、そのまま元の位置に。
できるだけ小さい音を同じ音量でコントロールできるように意識しましょう。

以上、4種類のストロークについての説明でした。

まとめ

勘の良い方は気づいたかもしれませんが、このストロークを続けていく時に、全てのストロークが全てのストロークに連続して繋がるわけではありません。

具体的には、
フルストロークの後には
F→F または F→D

ダウンストロークの後には
D→U または D→T

アップストロークの後には
U→F または U→D

タップストロークの後には
T→U または T→T

となります。

わかりましたでしょうか?

これまで散々ストロークについて説明してきましたが、一番大切なのは「このフレーズを叩く!」と意識することです。

人間、大きい音を叩こうと思えばスティックは大きく振り上げるし、小さく叩こうと思えば振り上げの高さも小さくなるはずです。

このコントロールを、いかにできるのか?
そして思った音量での演奏ができているのか?

それをチェックする際に、この4種類のストロークを見直してみてもらえたら、と思います。

長くなってきたので、具体的な練習フレーズは次回の記事で紹介しようかと。

まずは4種類のストロークをしっかりと習得してみてください!!

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